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【開催レポート】AI博覧会 Osaka 2025にて講演会実施

2025年1月23日(木)、株式会社ピネアルは「AI博覧会 Osaka 2025」に参加し、「生成AIコンサルが見る、大企業での生成AI活用事例とポイント」をテーマにした講演会を開催しました。

今回のレポートでは、博覧会全体の概要から講演内容、さらにピネアルが提供する研修プログラム「Right back」の紹介までをお届けします。

1. AI博覧会の概要

2025年1月22日(水)から1月23日(木)にかけて、大阪で「AI博覧会 Osaka 2025」が開催されました。この博覧会は、AI・人工知能をテーマに最新技術や製品が展示されるだけでなく、業界のトレンドや課題解決のヒントを得られる場として注目を集めました。

特に、生成AIを活用したビジネスの未来を探るセミナーや講演が充実しており、DX推進の最前線で活躍する専門家たちが登壇。最新技術を自社の業務改善にどう活かすかを模索する企業担当者や参加者たちで会場は活気にあふれていました。

2. 講演内容

テーマ:「生成AIコンサルが見る、大企業での生成AI活用事例とポイント」

本講演では、株式会社ピネアルのCTO・藤田拳が登壇し、大手企業における生成AI活用の現状と成功の鍵について講演しました。

①大企業での生成AI活用の現状と課題
大企業では、セキュリティリスクやコスト負担といった課題から、生成AI導入が進みにくい現状があります。特に、生成AIを業務に適用する際に求められるRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術は重要であるものの、導入に伴うコストや期間の長さが大きなハードルとなっています。

②生成AI活用のポイントと成功事例
生成AIを業務フローに組み込むことで、生産性を大きく向上することができます。例えば、Difyのようなローコードのワークフローツールを活用すれば、業務の自動化や最適化が進み、全体のコストや時間を大幅に削減できます。

③Right backによる人材育成
生成AIが注目を集める一方で、IT人材不足が企業課題として浮き彫りになっています。これに対し、ピネアルは実践的なスキルを育成する3か月間の研修プログラム「Right back(ライバック)」を構築し、生成AIを活用できるプロフェッショナル人材を育成しています。

生成AIの本当の価値を引き出すには、単なる対話型ツールとして使うのではなく業務の流れに深く組み込むことが必要です。こうした視点を持つことで、生成AIは効率化やコスト削減を超えた、より大きな成果を企業にもたらす鍵となります。

3. Right backの紹介

「Right back(ライバック)」は、企業のDX推進を支援するためにピネアルが提供する人材育成プログラムです。本プログラムは、“スキルとマインドが揃い、集中し、活動的である状態” すなわち「没入」をテーマに、3か月間、週1回のオフライン型実践研修を通じて、生成AIを含む新たなスキルを実務で活用できる習慣を身につけることを目指します。初心者から実務経験者まで対応できるカリキュラムにより、業務効率化や課題解決に直結するスキルを習得可能です。

4. 登壇者紹介

藤田拳
株式会社pineal CTO

AGC株式会社での機械学習を活用した新商品開発の経験を経て、株式会社ピネアルに入社。現在は、法人向けインターン型生成AI研修サービス「Right back(ライバック)」の事業責任者を担当。生成AIの社内活用を積極的に推進しており、教育活動だけでなく、生成AI活用プロジェクトの伴走支援も行なっている。メンバー600人を擁する生成AI「やってみる」コミュニティオーナー。

デジタルマーケティングでお悩みの際はピネアルへご相談ください

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