/
pineal
/
Creative

リブランディングに込めた想い

こんにちは、ピネアルの徳原です。

このたび、ピネアルはリブランディングを行いました。
リブランディングに伴い、コーポレートロゴを刷新し、サイトもリニューアルしています。
ぜひリブランディングに込めた想いを知っていただければ幸いです。

変化の先にあったリブランディングという手段

成長するに伴い、今のピネアルは何をやっているか分かりづらいなど、皆さまとのインターフェースが今のピネアルの実態と離れつつありました。このインターフェースをきちんと整えていきたいと思ったことがリブランディングの始まりです。

創業初期のころは、BtoBの案件を主に行っていたこともあり、ロゴデザインもよりかっちりとした別のものを掲げていました。そこから次第にBtoC向けのサービスを行う企業様との取引が増えていき、新しいものを生み出すことを求められる機会が多くなってきました。そのため、よりワクワク感やカジュアルさの伝わる従来のロゴを採用していました。

そこから近年ではメンバー数も増え、関わるプロジェクトも広がりをみせました。時には海外企業からリサーチの依頼が入ったり、大手企業との取引も増えたことで、これまでのポップさが不要になってきました。より洗練されたプロフェッショナルなサービスを提供している今の状態をふまえ、その品格をもたせていくこと。一方で、頭でっかちにならないよう、シンプルで知的な印象を目指しリブランディングすることにしました。

このリブランディングへの挑戦を主導となって進めてくれたのは、メンバーでデザイナーの岩尾です。今年の夏、まだ入社間もない岩尾に「これまでのWebサイトを今の実態に合わせて変えてほしい」とリクエストしたところ、コンセプトからロゴデザインに至るまで、一貫して進めてくれました。

※参考記事:メンバーインタビュー Vol.4_デザインを武器に新しいビジネス領域に切り込みたい!キーワードは「コンサル×デザイン」
https://note.com/seiya_tokuhara/n/n4fbae284aeab

想いを形にするために、社内で何度もインタビューを重ねながら熟考し、出てきたキーワードがこちらです。

戦略設計や実行、課題解決、デジタルマーケティングやクリエイティブといった事業の中で、ピネアルとして意識しているのは、ワクワクと仕事ができる環境を提供することです。
私自身は淡々としていますが、メンバーは皆ワクワク楽しそうに日々仕事をしています。
また、思考を続けること、テクノロジーではなく人を中心とした結びつきを生むことも大切にしています。
これは私たちの重要な仕事が、お客様の原動力となるような火種を生み出すことだと考えているからです。
岩尾は、そんな今のピネアルらしさを表すリブランディングを徹底的に考え抜いてくれました。

新たなロゴに込めた想い

これまでの変化を捉え、今のピネアルにふさわしいビジュアルとして表現した新たなロゴがこちらです。

従来のロゴにあった勢いやカジュアルさ、スタートアップ感を払拭し、今後顧客を正しく導いていく企業として、知的で落ち着いた佇まいを表現しました。同時に、着実に目標を達成し、本質的で持続的な成長を実現していく姿を表しています。

また、iの文字で二つの縦に並んだ四角は、「徹底的な思考」と「そこから想像されるサービス」を示唆しています。ピネアルの文化として根付いている、思考寄りで冷静、分析型だけど楽観的に淡々とこなしていく姿や、挑戦的で仕事重視であり、達成意欲が高く人と共に仕事をする意識が強い今のピネアルを、新しいロゴに明確に反映しています。

今のカルチャーにフィットしているのはもちろん、今後もピネアルでは、お客様と協業して何かを創り出していく場面が増えていきます。新たな価値を社会に提供していこうとするピネアルの方向性にもあった、まさに「今の実態に合わせて変えてほしい」を実現した良いリブランディングになっているのではないかと感じています。

ひとりひとりのらしさの集合体=ピネアル

これまで外から見えるピネアルは、新しいことをどんどんやっていくような、ベンチャー気質でカオスな環境、勢いのある会社として思われがちでした。しかし実際には色々なことが型化されており、マニュアルもたくさん存在します。だからこそノリと勢いというよりは、しっかりと考えて地に足を付け、着実に成長できる母体として丁寧に作りながら進んでいるところをインターフェースからしっかりと見せていきたいと考えています。同時に、長期的にワクワクと仕事をすることも重視しています。その場その場のテンションで続けることは持続性がないと思っているからです。

そういった中で、今回のリブランディングは良いチャレンジになった思っています。
実はピネアルの元のロゴは、私自身が元々淡々としていて、仕事の進め方も石橋を叩いて割るような、綿密に計画して進めるタイプだったこともあり、そのイメージを払拭したいという想いからカジュアルなものにしていました。きわめて自分主導で進めていた部分もあります。
それが今回のブランディングによって、ピネアル=私自身ではなく、組織体として表現することがはじめてできるようになりました。

同時に、メンバー一人ひとりが、より自分たちで考えて実行していくという姿勢がカルチャーとして根付いてきたと感じています。実際に個々のメンバーのアウトプットの量が増えているんです。私はそれらに対して、ちゃんとメンバーに”任せる”ことが、自分へのチャレンジだと思っています。

この状態に至るまでは紆余曲折もありましたが、メンバーが主体となって形になった今回のリブランディングのように、今後もひとりひとりの想いを形にできるピネアルとして、らしさを追求していきたいと思います。

デジタルマーケティングでお悩みの際はピネアルへご相談ください

関連記事