私の思うコンサルタントという仕事
こんにちは、pinealの徳原です。
今回はコンサルタントという仕事について私なりの考えを少しお話したいと思います。
なぜコンサルティングという仕事なのか?
私がマーケティング領域に特化したコンサルティングを始めようと思った理由は大きく2つあります。
ひとつ目は新卒からマーケティングに携わってきたため、得意であること。
二つ目に中学生の頃から心理学に興味があり、どのような心理的変化があると人の行動が動くのか?など「人の心」と「行動」について強い関心があったからです。
コンサルティングやマーケティングも、例えば社内の営業マンがワクワクして売れるような状況を作るにはどうしたらいいのか?顧客の心理をどう動かすか?などは基本的に心理をデザインするという点では同じです。
人は何を思いどのように動くのか?そんな心理を色んなケースで考えたい。社会の成り立ちを知りたいという思いがあり、あらゆる業種、業界に立ち会うことができるコンサルティング業にたどり着きました。
コンサルタントはうさんくさい?
「コンサルタント」と聞くと胡散臭いイメージを抱かれる方もいるのではないでしょうか。コンサルタントは、外部から招くその道のプロフェッショナルです。何故このような評価が出てしまうのでしょうか。
実際に自身がコンサルタントをやってみて思うのは、それっぽく顧客の課題を整理し、知識を伝えるだけで終わってしまうようなケースがあるからではないかと思います。実際に手を動かすのは顧客自身。知識だけなので結局何をしていいか分からず終わってしまうケースがあるのではないかと思っています。
しかも、今は以前と比べ同じ業務でもその中身が複雑化しています。
例えば、新卒採用業務。以前はリクナビやマイナビに登録し、応募者が来るのを待つようなスタイルが主流でした。しかし今では、ダイレクトリクルーティングやエージェントからの紹介など手段が多様化し、同じ人数の採用であってもその仕事の難易度が上がっています。でも採用人数は変わらないので、そこにかけるリソースである人員は増えません。結果、仕事は大変なのにうまくいかない・難しいといった状態が生まれてしまいます。
そこにコンサルタントが全体像だけ描いても、現場の細かな動きにまで落とし込んだ働きかけがなければ、受け手は「仕事が増えてしまった…」「優先度が分からない」「どう動いていいか分からない」と結局改善されないまま終わってしまうのではないでしょうか。
私たちピネアルの強みはここにあると思っています。
メンバー全員が事業会社出身。だからこそ、現場の視点を持ちお客様の課題を分解、最後の行動まで整理し、実際に動けるような仕組みを作り上げることができます。自身も実際に手を動かしながら課題解決に向き合っていくこともあります。多種多様な業界・業種と向き合い、人に行動を促すためのノウハウを蓄積してきたプロフェッショナル集団がピネアルであると自負しています。
仕事に生きがいをもって働ける人の数を増やしたい
私はこのコンサルタントという仕事を通じて、仕事に生き生き・ワクワクして働ける人を増やしたいと思っています。
起業してから多くのクライアントをサポートしてきましたが、その中で生き生き仕事をしている人が少ないことを目の当たりにしてきました。そうではなく、もっと生きがいをもって働くことができる人の数を圧倒的に増やしたい。きっとそれは社会のハッピーにも繋がるはずです。
仕事のご相談では、利益を上げたい、外部に委託している業務を内製化したいなどの要望が挙がりますが、その中でも重要なファクターのひとつがプロジェクトを構成するメンバーが生き生き働ける状況をデザインすること。
人にフォーカスして働きかけることは難しいと考える人も少なくありません。通常たくさんの人をメンタリングするには多くの時間を要しますので、コストパフォーマンスが下がると考える人も多いかと思います。
しかしピネアルには、これまでに蓄積してきた人に行動を促す仕組みやノウハウがあります。それをもって業種・業界が違っても類似サンプルから落とし込んでいくなど、圧倒的なスピード感を持って前に進めていくことができます。そんな強みを活かし、もっともっと働く人が、そして社会全体がハッピーになる仕組みをどんどん生み出していきたいと思います。