/
pineal

社会人の早いタイミングで絶対にやったほうがいいと思うこと

こんにちは、ピネアルの徳原です。今回はちょっと若い方を対象にした内容を書こうと思います。

起業している人はみんなそうかもしれませんが、私はあまり自分のキャリアにおいて後悔していることはほとんどありません。それぞれのキャリアの時点で悩みこそあれ、振り返るとすべて非常に良い経験だったなと思う。昔に流行った「Connecting the dots」みたいな考え方話ですね。でも、「大きな後悔」はないですが、「時間を無駄にしたな」と思うことはたくさんあるので、今回は、若くて何でも吸収できる20代の前半の方に、時間を無駄にしないため気をつけてもらいたい2点と、あともう一点やっておいたほうがいいことをお伝えします。

時間を無駄にしないため気をつけてもらいたいこと①

一点目は、「タイピング速度を上げる」こと。いろんな人が言っているかもしれないし、言っていないかもしれませんが、これは本当に重要です。リアルに作業時間が1.5倍、下手すれば2倍に上がるので、作業量が多い若手のタイミングでは、このスピードが仕事の習熟スピードに大きく影響します。とにかくブラインドタッチの練習を徹底的に行なっていただくことにつきます。これは正攻法はないので、巷にあふれるメソッドでとにかく練習してみてください。

時間を無駄にしないため気をつけてもらいたいこと②

二点目は、「自分の頭で答えを出そうとしない」こと。これはネガティブな言葉に聞こえるかもしれません。自分の頭で答えを出していかないと、自分の実力がつかないのではないか、そう思ってしまうかもしれません。少し視点をずらしてみます。

連続起業家(シリアルアントレプレナー)と呼ばれる方々がいます。この人達は、一つの会社をイグジット(IPOしたり売却したり)したあとに、全く別のジャンルの会社を作りそれも成功させてしまったりするビジネスの天才たちです。この人達はどんな能力が優れているのでしょうか?お金があるから、などの環境要因はもちろんあると思いますが、それは本題と異なるので無視します。本人の内的な性質だけを切り取ると、ゼロからストーリーを構築する能力が高いのではなく、全く異なる専門外の領域においてもアナロジーを使って、確からしい発想ができる、逆に全く新しい発見をもたらすことができる、という能力が高いという場合がほとんどです。フルスクラッチで行う思考と、アナロジーを用いて行う思考では、スピードに雲泥の差が発生します。ついつい自分の頭で考えて答えを出そうとしてしまうので、時間を無駄に使ってしまいます。そんなときは、自分の好きなこと、好きな領域でのアナロジーを使って、「気軽に答えを導き出す」ことをすれば時間短縮できます。いずれにしても、完璧な答えを出し続けることなどできませんし、皆さんに必要なのはトレーニングです。アナロジーの数を使って、思考の時間短縮をしてもらえればと思います。

時間を無駄にしないためやっておいた方がいいこと

それは「本を読むこと」です。これは本当に多くの方が言っていることなので、もう耳にタコかもしれませんが…

私は2022年8月現在で32歳です。このぐらいの年代になると、地元の友達付き合いはあれど、普段良くす接する友人はどうしても仕事が絡んだり、以前に絡んだことがあったりという人になってきます。こういう付き合いの中で、自分が嫌厭してしまうのは「同じような話をずっとする人」です。

ウェブニュースに中毒になっていたり、反射的な仕事のこなしかたをしていると、短絡的な思考で感情は働くが、体験が伴っていないので、アウトプットされる話が本人の感覚が違うだけで、ほぼ同質の話になってしまう場合が多いです。本当は様々な体験をするために時間を使ったほうがいいですが、そう時間もお金もないことがほとんどだと思います。読書は時間は多少かかりますが、お金がかからないことがほとんどです。

どんな本でも一冊読み切れば、なにかしらの体験や新しい概念の理解に繋がります。ぜひ、本を読んで、短絡的な思考に陥って若くしてちょっとボケた感じになる、ということを避けて頂きたいなと思います。

デジタルマーケティングでお悩みの際はピネアルへご相談ください

関連記事