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最近パワポをやめました(完全にではないですが)、その理由。

こんにちは、pinealの徳原です。今回はタイトルの通り最近「脱パワポ(PowerPoint)」について。

パワポは、テキストの羅列と比した場合に3つの役割がある

パワポ(PowerPoint)の役割は以下3つだと考えている。

1.図解することで言語情報を咀嚼しやすくすること
2.聴衆や閲覧者の目を引くことで集中力を維持してもらうこと
3.見る人から「お、やってんな」と思ってもらうこと

3つ目の『「お、やってんな」と思ってもらうこと』についてはちょっと流行ったブルシットジョブなので本当にやらないほうがいいと思う。無論、1つ目は重要だが、2つ目も実はとても大切だ。アーティストがコンサート会場での世界観の演出に心血を注ぐように、パワポでの装飾は見る人聴く人の体験を増幅する重要な舞台装置になる。

パワポ(PowerPoint)のデメリットは?

ただデメリットもあります。それは以下の3点。

1.そもそも作るのに時間がかかること
2.共同作業を阻害すること
3.関係者での信頼関係ができていない場合に「お、やってんな」的なスタイルに逃げてしまう人が出現すること

弊社では1と2の観点からできるだけパワポは使わないようにしている。

1)に関しては言わずもがな。
2)に関する認識は重要かなと思っている。それは仕事でコラボレートする人たちは、一緒に絵を書いたりして嗜好性をそろえているわけではないので、枠が四角か丸かとか、文字や枠の色がなんだとか、個人の癖や意図が出る。パワポを上司に提出してフィードバックがなかなか返ってこなかったり、後輩や部下から上がってきた資料を見るのがなんとなくダルいなと思うのは大体がこれが原因。本当は色などは一切不要で、枠もフォーマットを規定し固定すれば済むが、そうすれば舞台装置としての機能が損なわれてしまう。

パワポをやめたら、どうするのか?

ではどうするのか、という話だが、最近気がついたのは、いわゆるプレゼンテーションの機会は多くないし、そもそも減らせるということ。

お客さんへの提案などはプレゼンで押し切るのではなく、しっかりとニーズを把握した上で提案を伝えれば、装飾要素が不要で伝わる。これは上司を説得する場合も同じ。減らせるところは減らして、ここぞというプレゼンに集中すればいいじゃないかと考えている。

まとめ

我々ビジネスマンは、感情に訴えかけるアーティストと違い、蓋然性の高い結果を生むための仕組みやロジックのほうが大切であることのほうが多いので、おおよそのコミュニケーションは情緒的な部分を排除したほうが望ましいと思っている。ということで、共感された方はぜひ周囲を説得して、脱パワポやってみてください!

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