こんにちは、ピネアル人事担当です。
社内インタビュー第七回、ピネアルの代表取締役「徳原」です。学生時代からJT時代、そして現在のピネアルまで、根掘り葉掘り話を聞いていきます。
過去だけではなく、現在のピネアルに込めた想い、そしてピネアルの未来について、徳原に思う存分語ってもらいます!
学生時代
ーー徳原さんの幼少期や学生時代は、どのような過ごし方をしていましたか?
私は昔から「決めたことに対して、一心不乱に打ち込む」性格で、例えば、幼少期にプラレールで遊んでいるときは、円をぐるぐると回るプラレールをずーっと見ている、そんな子どもだったらしいです。
1つの物事を淡々と続ける性質は変わらず、中学生の頃には円盤投げの部活に入り、1人の世界で黙々と戦い続けていました。自分で体の動かし方を研究して、練習してを何度も繰り返し、県大会出場まで辿り着きました。
この成功経験を通して、自分の力で最後までやり遂げる自信がつきました。
ーー最後までやり切る姿勢、徳原さんの軸は昔からずっと同じなのですね。
そうですね。受験のときも予備校に行かず、独学で、いかに効率の良い勉強方法ができるかを追求していました。国語の文章を論理的に分解したり、英語の本をひたすら読んだり、工夫しながら勉強していました。
周りの大人からも将来に向けて「こうしなさい」と言われることもなく、自分が決めたことに淡々と向き合い、自身の思うようにのびのびと行動していたと思います。そんな世界で、根拠のない自信ができたことが大きな経験です。
ーー徳原さんは、「本の虫」と呼ばれることが多いとも聞きました。
はい。子どもの頃から本が好きで、時間を忘れて読みふけっていました。高校生の頃には、ユング哲学に傾倒していました。幼少期からずっと同じ夢を見続けていて、その謎を解き明かしたかったことが理由です。
夢のなかでは、いつも真っ白な空間にいて、そこに黒い点がポツポツと増えていき、最後には自分が黒い点で埋め尽くされてしまうんです。これは私の意識しないところで何か理由があるな、と思い、そこからユング哲学の本を読み漁りました。
大学受験はそれこそ、ユング哲学がきっかけで選びました。京都大学にユング哲学を専門としている教授がいて、自分自身に対する理解を深めたい気持ちで進学しました。
ーー大学では、アメフト部のキャプテンをされていましたよね。どのような経緯で入部したのですか?
勉学以外にも何かしたいとサークルを探していました。本当は映画研究サークルに入る予定でしたが、ガタイが良いという理由から、アメフト部に囲まれまして(笑)。私はチームスポーツや誰かと何かをするということに興味がなく、最初はあまり乗り気ではありませんでした。これまでも陸上や円盤投げなど、1人の世界で完結することが多かったので、チームスポーツを経験したことがなかったんですよね。
私はいつも人生で道に迷ったときには、岡本太郎さんの言葉を思い出します。「迷ったときは嫌な方をやる」。嫌といってしまうと語弊がありますが、体格とパワーを活かしたい気持ちもあったので、最終的にはアメフト部に入部しました。思えば、これがチームプレーの始まりでしたね。
ーー初めてチームとして活動して、得られた経験はありますか?
「チームが共同体となって進む」という経験は、1人では決して得られないものがありました。基本1人淡々と過ごすスタイルは変わらずでしたが、チームの一員として人と関わり、自分自身の「新しい感情の動き」にも気が付くことができました。
元々、私は喜怒哀楽の感情が人より少ないタイプです。しかし、アメフトの試合を通して、「勝って嬉しい、負けて悔しい」という感情が沸々と込み上げるようになりました。1人では動かなかった感情が、人と関わることで、これほどまでに変わるのかと思いました。
大学はユング哲学を元に、「自分を取り巻く世界や心理」を知ることが目的でしたが、意外なところで学びを得ました。
JT時代
ーー新卒でJTに入社した理由を教えてください。
簡単にいうと、大学での苦い経験がきっかけです。
アメフト部ではキャプテンを務めていましたが、良い成果を出せず、とても苦い思いをしました。この部活での失敗を活かし、社会人になってからは、大きい組織でマネジメントしたいと思うようになりました。
そのとき相談していた先輩から、「業界No.1でなおかつ、新卒で良いポジションに入るのが最短ルート」だとアドバイスをもらい、JTに縁があり入社しました。ここでもいかに効率良く、最短距離で目標を達成するかを考えていましたね。
ーーJT時代で印象に残っているエピソードはありますか?
JT時代には、チームで働くとはどういうことかを学びました。JT時代でもワンマン主義でしたが、チームで働くことを再認識することによって、信頼関係の大切さを学びました。
そのなかでも、外部の方からいただいた言葉が印象に残っています。その方とは開発案件を一緒に進めていたのですが、「今までのプロジェクトのなかで1番楽しかった」という言葉を頂きました。
やりがいと喜びを感じると同時に、私がやりたいマネジメントは、プロジェクトをわくわくさせて、一緒に関わる人をわくわくさせたいのだと、そのとき実感しました。これは、今のピネアルの基礎にもなっています。
ピネアル
ーーその経験が、ピネアル創業の想いに繋がったのですね。
結局1人の力だけでは、面白いことに繋がらないんですよね。自分がやりたいことに、みんながやりたいことを掛け合わせることで、最大のパワーが発揮できる。そのワクワクのエネルギーが、1番大切だと思っています。
ピネアルで最も大切にしていることは、わくわくを生み出すこと。
私だけではなく、メンバーに関しても大切なことです。目標は掲げつつ、みんながやりたいことに対して、その状況に合った最適な動きをしていく。ピネアルの社風にあるとおり、個性を尊重する指針を体現できているのではと思います。
ーー徳原さんから見た、ピネアルの「唯一無二の魅力」はなんですか?
ピネアル創業の想いと重なりますが、メンバーの個性や、やりたいことを尊重していることですね。ここまで尊重している会社は、他にはあまりないんじゃないか?と思っています。
しかし、ただやみくもに行動するだけでは、みんなのやりたいことは実現できません。個性を叶えるためには何が必要なのか?Whatの部分は、みんなで協力して考えます。実現するためのHowに関しては、個人のコミットメントで高いレベルを求めています。
ピネアルは、何をするかをみんなで話し合いながら、個人の力で前へ前へと進んでいくための仕組みがしっかりできています。それが唯一無二の魅力です。
ピネアルのこれから
ーー在籍しているメンバーへの想いを教えてください。
この1年間弱、本当の意味で、チームとしての絆を確固たるものにできたと思っています。私自身もそうですが、メンバーも成長しました。みんながやりたいことをビジネスに繋げて、ワクワクを作り上げることができました。
今後も士気の高い環境を維持しつつ、「みんなで頑張って、最高の未来を描こう!」という想いです。
ーーメンバーに期待していることはありますか?
今のピネアルは、みんなで成長を楽しめている環境があります。
例えば、デザイナーとして有名になりたいメンバーは、その想いを叶えるために日々前進しています。コンサルティング未経験のメンバーもいますが、高いレベルでコミットメントしていて、なおかつ多数のクライアントを抱えながらも楽しそうに仕事しています。
今後もチームで走っていきながらも、自分の軸を中心に、みんなで一緒に成長できることを期待しています。
ーー最後に、ピネアルに興味のある方に向けて、メッセージをお願いします。
ピネアルでは、新しいフィールドで花開けるチャンスがあります。こういうことをやりたい、努力したいなど、何かに挑戦するための覚悟やエネルギーがある方には、ピネアルがフィットしています。
反対に、なんとなく今がつまらない…といったような気持ちの方だと、ピネアルでは少し辛いかもしれません。
新しいフィールドに立ち、まだ見ぬ道を自分で切り開き、追求していけるような、バイタリティのある方が活躍できる環境だと思います。
私のメッセージを見て、「あ、これは自分に当てはまるかもしれない」と思った方は、ぜひ熱い想いを聞かせてほしいです。まずはフランクに、一度お話しましょう。