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【インタビュー】わくわくを自分の周りに伝播させたい!キーワードは「クライアントファースト」|中野真人

こんにちは、ピネアル人事担当です。
社内インタビュー第五回は、エンジニアからコンサルタントの世界に足を踏み入れた中野に話を聞いていきます!

他の業界を経験した新しい目線で、ピネアルでのやりがいや魅力を語ってもらいます。

コンサルタント 中野真人

ーー中野さんの経歴を教えてください。

大学院でAIの研究をしたのち、新卒でAIのコンサルティング・受託開発を行うベンチャーの会社に入社しました。出会いは学部4年生のときで、AI EXPOという展示会がきっかけです。ブースのそばにいた社員さんに声をかけていただき、「ぜひ働かせてください」と直談判をしたのちに、翌月からアルバイトとしてジョインしました。

アルバイト時代はエンジニアの仕事をしていたのですが、開発以外にも、クライアントとのミーティングに同席する機会が多かったです。コンサルと一緒に課題の深掘りや要素技術の選定をしたりと、顧客と近い距離感で仕事をしていました。

そうして働いていくうちに、もう少しビジネス寄りの仕事がしたい、顧客課題に親身に寄り添えるコンサルになりたいと考えるようになり、新卒ではコンサルとして業務をアサインしてもらいました。

ーー元々AIの分野には興味があったんですか?

当時(2018年頃)はAIがビジネスの世界でも活用され始めたタイミングで、大学の専攻と近い領域だったので興味はありました。AIとか最先端技術を学んでおけば、キャリアの幅を広げられるだろうな、くらいの軽い気持ちでAIの研究をしていました。

でも実は、研究とかプログラミングにはあまりのめり込めなくて(笑)

どちらかといえば、中学生の頃から趣味でやっていた映像制作(ドキュメンタリー番組やミュージックビデオなど)のほうが、没頭して制作に取り組んでいましたね。

▼大学生の頃に、友人の作曲家とつくったMV

ーークリエイティブな映像制作に興味があったんですね。

はい。どちらもPCに向き合って何かを生み出す作業ですが、映像制作の方がより主体的に考えて、楽しみながらやっていましたね。

例えば、プログラミングは正しいコードを書かないと動かない。エラーが出るたびにデバッグしないといけないことに苦痛を感じていました。

一方で、映像制作だと自分の心動くままに撮影したりCGでエフェクトをつけたりして、試行錯誤しながら実験的に進めることに楽しさを見出していました。そうして作った自分の作品を誰かに見てもらい、評価してもらえることも嬉しく、やりがいを感じていました。

最終的には映像制作ではないキャリアを歩んでいますが、自分の提案でクライアントをわくわくさせたいという志向性は、映像制作をしていた頃の自分にも通ずる部分があるなと思っています。今振り返ってみれば、目の前にいる人の心を響かせるようなことが好きなんだと思います。

ーー転職しようと思ったきっかけはなんですか?

最大の理由は、もっと仕事の中でわくわくする感情を味わいたいなと思ったからです。

前職では製造業のお客様向けに、AIを使った業務効率化/自動化の提案をしていました。生産工程の目視検査など、人が行っている業務をAIで自動化していくんですが、自分の仕事として一歩引いてみたときに、人の業務をAIで代替することに全然面白みを感じていなくて。。。

やっていたこと自体は価値があることですし、いろんな企業で同じようなニーズがあります。でも、もう少し違う土俵で勝負してみたいと思ったのがきっかけです。

また、AIは100%正しい答えを返すとは限らないので、精度を担保できない、ブラックボックスであることにもどかしさを感じていたことも、理由の一つですね。

総括すると、もっと”人”に対して手触り感のある価値を提供できる仕事をしたい、そう思って転職を決意しました。

ーーピネアルに入社した経緯を教えてください。

ピネアルとの最初の出会いは、エージェントからの紹介でした。

異業種での転職になるため、どんな会社で働きたいか転職活動時には明確なイメージが持てていませんでした。正直なところ、転職活動の軸すら曖昧だったと思います。

そんな中、ピネアル代表の徳原と話をする機会があり、「少数精鋭の会社で、クライアントに価値を提供する」という実直な姿勢に魅力を感じました。

仕事内容というより、「徳原さんについていきたい!」と思ったのがきっかけですね。

ーーピネアルの「人」に惹かれて入社されたんですね。

代表の徳原はアメフト部出身でガタイがいいので、最初は若干尻込みしていました。

でも、話してみるとロジカルでリーズナブルなのですごく話しやすい方なんですよね。物事に対して道筋をしっかり立てて、それに対して明確な優先順位のもと着実に行動していくような。

「この人のためなら歯を食いしばって働ける。」
最終面接でお話しする中でそう直感したので、最終的にピネアルへの入社を決めました。

こう振り返ってみると、私は仕事をする上で、「一緒に働く人」を重要視しているんだなと思いますね。大きい会社で働くよりも、近い距離感で人と接しながら働くことが肌に合っている気がします。

ーーピネアルでの仕事内容を教えてください。

ピネアルではコンサルタントとして、クライアントの採用施策支援や、大手医療機器メーカーのマーケティング支援を担当しています。

例えば、採用支援ではPM兼ディレクターとして、ブース設計やデザインなど含めどのような学生との接点をデザインすればよいか意識しつつ、採用施策全般の支援を担当しています。

他にも生産管理部門の方から、AIに関する相談を受けることもあります。私自身のこれまでの経験や知見が活かせる瞬間ですね。

どのプロジェクトでも言えることですが、お客様にどう寄り添えるのか、常に頭で考えながら日々業務を進めています。

ーー仕事では、どのようなときにやりがいを感じますか?

クライアントのリアクションを直接感じられる瞬間ですね。
提案内容に対して「これが欲しかった!」とダイレクトに言ってもらえるときや、施策を実行した後の効果が目に見えてわかるときに嬉しさを感じます。

特に後者は、前職ではなかなか味わいづらかった部分なので、そこが1番のやりがいですね。

ピネアルのビジョン・ミッションに「人」があるように、私もまた人と直接関わり、コミュニケーションを肌で感じられる環境でこそ、やりがいを感じています。

ーー働く決め手となった、ピネアルの「人」の視点ではどうですか?

すごく働き心地が良い環境だと思います。もし違和感があればすぐに相談できる環境で、なおかつ意見を受け止めてくれるメンバーがいます。

そういうふうに働きやすさを感じるのは、ピネアルが少数精鋭の会社だからかもしれないですね。

入社から即任せてもらえる環境だけれども、できないこと、分からないことは誰かに頼れる雰囲気ができている。それはピネアルのメンバーが人とのコミュニケーションを大切にしているからこそだと思います。

ーー素敵ですね!では、これから挑戦していきたいことはありますか?

2つありますね。

1つは、今受け持っているクライアントとの信頼関係をもっと密にして、自分から提供できる価値を増やすこと。

クライアントとのコミュニケーションの機会や切り口を増やして、「もっとできることはないか?」と考える視点を増やすことで、より大きな顧客課題(ビジネス課題)にアプローチできるようになると最高ですね。

もう1つは、自分がやりたいと思える新規事業を形にすることです。

「新規事業開発」と聞くとカッコいい印象を持たれるかもしれませんが、実際のところは泥臭い仕事の連続です。それに、ニーズに刺さるかどうか最終的にやってみるまでわからないので、試行錯誤を楽しめる胆力と情熱が必要になります。

それでも、自分でやってみたいと思って温めているテーマがいくつかあるので、なんとか形にしていきたいです。

ーーそんな中野さんが仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

クライアントに寄り添う「共感」と、あるべき状態に持っていく「パワー」の両立ですかね。

一般的なコンサルタントのイメージって、有り体に言うと「自分たちの現状にとやかく言って解決策を提示する人」だと思うんです。

自分たちが困っている生々しい現状とか、何とかしたいと思っていてもどうにもできない実情とか、そういうものへの共感がないと、上辺だけの課題解決になってしまう。

とはいえ、共感に寄りすぎて現状の延長線上で解決策を考えても、あるべき状態に持っていくのは難しい。

クライアントが今どんな悩みを抱えていて、どんな状態になったら嬉しくなれるのかゴールイメージを想像する「共感」と、それをゴールから逆算で考え、クライアントと一緒に実行する「パワー」が必要不可欠だと思います。

「誰にとってそれが嬉しいか」を第一に、どこに課題があって、どういうゴールイメージを描けるか。クライアントファーストで考え、実行することを心がけています。

ーー最後に、これからピネアルに入る新しいメンバーに何かメッセージをお願いいたします。

ピネアルはマーケティングコンサルティング事業をメインにしていますが、何かの領域に特化しているわけではなく、クライアントにとって必要なことは何でもやります。

対外的には「何でも屋さん」に見えるかもしれませんが、提供する価値を限定していないからこそ、やれる幅や生み出せる価値は大きいと思っています。

そういった環境にやりがいを感じる方は、ぜひピネアルの門を叩いて欲しいなと思います!

デジタルマーケティングでお悩みの際はピネアルへご相談ください

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