

生成AIの業務活用が求められる中、ピネアルでは、ノーコードでAIアプリを構築できるプラットフォーム「Dify」を活用した人材育成支援を行っています。
2025年9月24日と10月2日の2日間にわたり、ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン工業)の社員の皆様を対象に「Dify講座」を実施しました。
本研修は、ダイキン工業様が社内のデジタル人材育成を目的として運営されている「ダイキン情報技術大学」のプログラムの一環として開催いたしました。
本研修では、事前準備としてDifyの環境構築からサポート。参加者全員がスムーズに研修をスタートできるよう、技術面でのフォローアップも行いました。
本研修では、ノーコードAIツール「Dify」を用いて、AIエージェント構築の基礎から応用までを体系的に学習。 実際に手を動かしながら構築演習を行うことで、業務で即活用できるスキルの習得を目指しました。
また、アイデアソン形式のワークショップを通じて、参加者一人ひとりが自らの業務課題を題材に、生成AIエージェントによる解決方法を具体的に検討。「自分の業務でどう使えるか」を実感しながら学ぶ構成としました。

本研修の講師は、noteの「Dify」タグで1位を獲得した実績を持つ、弊社のコンサルタント小笠原が務めました。豊富な実践経験に基づいた解説と、具体的な事例紹介により、参加者の理解を深めました。
講義では、AIエージェントの基本概念とノーコードAIツール「Dify」の仕組みを解説。 実践パートでは、Difyの操作を体験しながら簡単なワークフローを構築しました。
実践課題として「記事を自動生成するAIエージェント」を開発。 ターゲット設定→構成案作成→本文執筆→タイトル生成といった一連の工程を自動化し、生成AIの可能性を体感いただきました。

講義では、Difyの可能性を実感していただくため、実際の開発事例を紹介しました。
まず、弊社が開発した「UPRESS」をご紹介。これは、Difyでプロトタイプを構築し、そのまま本番環境へ実装したアプリケーションです。「ノーコードツールはあくまで試作用」という常識を覆し、実運用レベルのサービスがDifyで実現できることを、実例とともにお伝えしました。

さらに、参議院議員の安野貴博さんが選挙の際に構築した「AIあんの」も事例として共有。実務で直面する課題を、Difyを使ってどのように解決したのか、具体的なユースケースとともに解説しました。
これらの事例を通じて、参加者の皆様には「自分の業務でも同じようなものが作れるかもしれない」という具体的なイメージを持っていただくことができました。

Day2は、Day1の学びを踏まえ、「実際の業務課題をAIエージェントで解決する」ことをテーマに実践しました。 個人ワークで課題やアイデアを洗い出し、グループディスカッションで深掘り。講師の伴走のもと、実現可能な施策を整理しました。
その後、選定したアイデアに基づき、Difyを使ってオリジナルのAIエージェントを開発。 プロンプト改善を繰り返しながら、より質の良いエージェントにブラッシュアップしていきました。
成果発表では、参加者の皆様に自作のAIエージェントをデモ形式で紹介していただきました。 独自の工夫点や実務活用のアイデアを共有し、講師からのフィードバックを通じてさらなる改善のヒントを得られました。

研修後アンケートでは、参加者全員が「良かった」「かなり良かった」と回答。実践的な内容と手を動かす形式が高く評価されました。
「基礎知識から具体例まで、理解しながら手を動かすことで、活用イメージがつきやすかった」
「プログラム等にあまり詳しくない私でも直感的に使うことができると感じた」
「生成AIを使うときのスキルとして役に立ちそう」
また、94%の方が「業務に役立つ」と回答。実務での活用イメージがより明確になったという声が多く寄せられました。
「会議資料作成の情報収集工数を削減できそう」
「商材選定などインサイドセールスの効率化ができそう」
「部署課題の解決に繋がるイメージが具体的に湧いた」
研修終了後、ダイキン工業のご担当者様より、以下のコメントをいただきました。
「2日間のDify講座、誠にありがとうございました。説明も大変わかりやすく、受講生もDifyについてのイメージができていたように思います。特に、グループワークや実践を通してより利用のイメージが湧いた方が多くいたようで、受講生の満足度も高く、『利用してみたい』との声も多数ありました。非常に良い2日間だったと思っております」
2日間の研修を通じて、参加者の皆様には「業務課題を生成AIでどう解決するかを自ら考える力」の重要性をお伝えしました。 単にツールの操作を学ぶだけでなく、AIと人の役割分担、業務プロセスへの落とし込みといった実践的な視点を身につけていただけたことが大きな成果だと考えています。
また、グループワークでの意見交換を通じて、新たな気づきやアイデアが生まれ、ダイキン工業様内でのDify、AIエージェント活用に対する関心と意欲が高まったと感じます。
ダイキン工業様ではDifyだけでなく、生成AIを活用した業務変革を行うことができる人材の育成に注力をされています。 ピネアルでは、引き続き環境構築から実践活用まで、包括的なサポートを提供してまいります。
ピネアルでは、単発の研修にとどまらず、実践的な生成AIツール構築の支援を行い、企業の皆様が「実務で使える生成AIスキル」を定着させる取り組みを行っています。
生成AIの活用や研修に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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