

先日、LINEヤフーコミュニケーションズ様より「Fûsen(フーセン:弊社開発の付箋)を使ったワークショップについて記事を書きました」とご連絡をいただきました。
記事を拝見すると、同社のクリエイティブ部で開催された「年表作成ワークショップ」にて、私たちのFûsenをご活用いただいていたという嬉しい内容でした。
中でも心に残ったのが、次の一言です。
「良い道具は、体験の質を左右する──そんな当たり前を改めて実感しました。」
この言葉に、私たちが掲げる「没入をデザインする」という想いが重なり、静かに胸が熱くなりました。
▼ 記事全文はこちらから!ぜひご覧ください:
ピネアルの仕事は、コンサルティングや人材育成を“手段”とし、働く人が仕事に没入できる状態をデザインすることです。
私たちは、個人が集中力とクリエイティビティを発揮できる環境こそが、生産性を高め、企業の持続的な成長を支える鍵だと考えています。
しかし、現実の職場には「没入を妨げる壁」が存在します。
例えば…
定型業務に追われ、創造的な仕事に集中できない
意思決定に時間がかかり、PDCAが回らない(進んでいる感覚や成功体験を得づらい)
目的やモチベーションが曖昧で、意欲が湧かない
私たちは、このような課題に対して、以下のような実行までを見据えた総合的な支援を提供しています。
【生成AIを活用した“実務起点”の業務改革と人材育成】
定型業務の自動化や情報整理に生成AIを活用することで、社員が本質的・創造的な業務に集中できる環境を整備。
さらに、実業務に根ざしたインターン型研修や伴走型育成によって、現場から変革を起こせる人材を社内に育てます。
【マーケティング・クリエイティブの自走体制づくり】
戦略設計から施策の実行・改善まで、マーケティングとクリエイティブを横断して内製化を支援。
「伝える」ではなく「動かす」ことを重視した設計で、メンバーの意志と行動を引き出すプロジェクトを共に構築します。

私たちの支援は、表面的な手法提供やアウトプットの納品にとどまるものではありません。「没入」という視点を軸に、企業の内側から自律性と実行力を引き出し、企業力そのものを高める本質的な変革を伴走型で支援しています。
私たちは日々、お客様と共に考えるプロセスを大切にしており、その中でワークショップを実施する機会も多くあります。
もちろんオンラインでの実施も可能な時代ですが、「人の想いが交差する瞬間」に価値があると考え、できる限りオフラインの場で対話することを重視しています。
そこで、オフラインでの対話をもっと自由に、創造的にできないか?という想いから生まれたのが、ワークショップ付箋「Fûsen」です。
Fûsenは、ワークショップでよくある「付箋が何度も剥がれる」「付箋が重なって下の内容が見えない」「付箋のサイズや色がバラバラで見づらく整理しにくい」といった小さな困りごとを解決するために、以下のような特徴を持たせています。
フィルム素材の採用:紙と違い、湿度や温度に強く、剥がれにくい
半透明の工夫:重なっても内容が見える
サイズとカラーの最適化:視認性が高く、情報整理がしやすい
同社では、半年に一度、部の方針を全体で共有する社内イベント「AllHands」を実施されています。今回はその冒頭のアイスブレイクを兼ねた「創発を体感する」ワークショップにて、Fûsenをご活用いただきました。
「会社の年表」をテーマに、メンバーが自身の記憶や体験をFûsenに書き出し、対話を通じて組織の“歴史”を再構成していくという内容。
この過程で、「誰とどんな時間を過ごしたか」といった“関係性の記憶”や”組織の温度”が可視化され、組織の過去が単なる出来事の羅列ではなく、「体験してきた時間」として立ち上がる感覚が生まれたといいます。
この時、個々の記憶が重なり合うことで、思いがけないつながりや気づきが生まれる「創発」が自然に起こったそうです。
ビジネスにおいて「創発」は、相互作用を通じて想定していなかった意図や計画を超えるイノベーションが生まれることを指します。
今回における創発は、たとえば、個々のバラバラな記憶が、重なり合って“組織の物語”となったり、過去の出来事が新たな意味を持って共有されたりすること──そうした思いがけない気づきや共鳴を指します。
〉詳細はLINEヤフーコミュニケーションズ様の記事にて!
実は、Fûsenを通じてLINEヤフーコミュニケーションズ様が体感された「創発」の現象は、私たちピネアルが大切にしている「没入」という概念と、深いところでつながっていると感じています。
ここでは、その共通点をあらためて「場づくり」「関わり方」という視点から捉えてみたいと思います。

過度なストレスや不安に邪魔されず、自分の記憶やアイデアを自然に表現できる場があるからこそ、人は今この瞬間に集中したり、創造性を発揮することができます。
そのため、没入も創発も、「間違ってもいい」「受け止めてもらえる」という安心感があることで初めて成立します。
どちらも「やらされている」のではなく、「自ら関わりたくて動いている」状態から生まれます。
没入は、自分の意志で好きなこと・得意なことに没頭しているときに自然と生まれ、創発もまた、自由でのびやかな対話の中から、偶発的に新たなつながりや価値が立ち上がる現象です。
このように、「没入」や「創発」は、どちらも人が本来持つエネルギーを最大限に引き出すプロセスです。そして、その瞬間を支える“触媒”として、Fûsenのような体験設計ツールや、生成AIのようなテクノロジーは重要な役割を果たします。
今回のワークショップでFûsenをご活用いただけたことは、私たちにとって大きな学びと励ましになりました。それは単に「ツールが使われた」という事実にとどまらず、私たちの根底にある「没入をデザインすること」で人が本来持つエネルギーを最大限に引き出すという想いが、現場の“生きた体験”と重なった瞬間だったと感じているためです。
私たちは今後も、こうした小さな接点のひとつひとつを丁寧に育みながら、組織やチームの内側から本質的な変化を支える存在でありたいと願っています。
改めて、LINEヤフーコミュニケーションズ様には、Fûsenをご紹介いただき、心より感謝申し上げます。
今回の事例を通じて、私たち自身も「没入をデザインすること」の意味と責任を、改めて深く感じる機会となりました。
これからもすべての“仕事に向き合う人”が、安心して集中し、創造できる環境をつくるために尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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