

2025年4月11日、株式会社ピネアルで、生成AIに関するワークショップを開催しました。ワークショップは非常に盛況となり、大きな学びが得られる会となりました。
今回のワークショップがどのような経緯で開催され、なぜ成功を収めることができたのか?その背景にある、ピネアルのワークショップのポイントや、考え方の元となったインターン型研修プログラム『Right back』について今回はご紹介したいと思います。
今回の参加メンバーは、本田技研工業(以下、Honda)、経済産業省(以下、経産省)から合わせて12名です。Hondaからはデータサイエンティスト(1名)の方をはじめ、アフターセールス部門、海外営業部門などのメンバーが、経産省からは電力安全課のメンバーが参加してくださいました。ピネアルの研修プログラムや関連勉強会で生成AIについて学ばれた方々が、今回の参加者の中心です。
「生成AIで課題を解決したい」「自分のやりたいことを実現するために、生成AIをより深く学びたい」という熱い想いを持つ方々と会話をする中で、ワークショップの開催が企画されました。そして、最終的に参加メンバーの全員が有志で集まりました。
今回のワークショップは、敢えて、Honda・経産省・ピネアルの合同開催の形式を取りました。その狙いは組織・業界・部門の壁を越えて、“没入できる環境”で「個」の学びを深めることです。
我々は、参加者が日常業務から離れ、普段とは違う環境で没入することで、深い学びや新たな視点を得ることが可能になると経験的に知っています。非日常の場所に、想いを持った人が集うことで、組織の立場から離れて、「鎧」を脱いだ「個」としての課題意識や知的好奇心に基づいた活発な議論が生まれます。
実は、この考え方はピネアルが提供するインターン型研修「Right back」の考え方そのものです。「Right back」で大切にしている、没入して学ぶ環境づくりをワークショップでも実現することを狙いました。
ワークショップのゴールは「実務課題を解決するAIエージェント」を作ることと設定しました。ワークショップは全3回構成で、学び・考える→作る→修正・完成させるという構成です。
第1回目となった今回は、学び・考えるために、「生成AIのエージェントについてのトレンドと事例を学ぶ」こと、そして「AIエージェントで効率化する業務課題を選定する」ことをテーマに進められました。
急速に進化する生成AIの現状、特に自律的にタスクを実行する「自律型AIエージェント」 について、ピネアルから具体的な事例を交えてご紹介しました。


また、ピネアルが開発した記事執筆エージェントを例取って解説し、具体的なエージェントのイメージやエージェントを業務活用することのイメージを掴んでいただきました。
▼ピネアルが開発した記事執筆エージェント「UPRESS」
参加者が日々の業務で感じている課題を共有し、どの業務が生成AIで効率化できそうか、活発な議論が行われました。自身の課題だけでなく、異なる組織・立場で働く参加者の課題や視点に触れることで、多くの新たな気づきが生まれました。


ブレインストーミングで使用された付箋「Fûsen」はピネアルが開発した付箋で、ワークショップで使うことを意識して設計されています。ホワイトボードに貼っても剥がれません!ピネアルでは、ワークショップで使う道具までこだわり抜いて設計しています。
ブレインストーミングで出された多数のアイデアは、その場で「実現性」「インパクトの大きさ」の2軸で整理されました。それぞれが出したアイデアを全員で確認することで、学びが深まりました。


出されたアイデアを吟味して、実際にエージェント化していくアイデアを2つ選定しました!そして、2つのアイデアを実現するための要件定義が進んでいきました。要件定義フェーズに進むと、さらに議論は盛り上がりを見せます。「なんとなくAIでできそう」から「こうやればAIでできるんだ」へと学びが深まっていきます。


これまで生成AIで何ができるかすら想像がつきませんでしたが、今回の勉強会で「できること・できないこと」を整理でき、視界が開けました。対話型AIのDeepResearchを体感できたのも良かったです。今後ピネアルさんのプロセス事例をもっと学びたいと感じました。(Aさん)
個人レベルでは対話型AIはかなり使われていると感じていますが、AIエージェントのように“タスクを理解して動く”という概念は今後の発展性を強く感じました。自由にアイデアを出せる環境を作ってくださり、ありがとうございました。(Bさん)
普段触れているAIツール以外の技術や概念に触れられたこと、特にAIエージェントという考え方が非常に新鮮でした。ワークショップでは他の案にも目を向ければよかったと少し反省もありつつ、多角的な視点を得るきっかけになりました。(Cさん)
「没入」を大切にして開催されたワークショップ。最新の情報や事例、ツールを使っていただいたり、他の組織のメンバーのアイデアや議論する様を見て刺激を受けることで非常に得られるものが多い会となり、好評の声が集まりました。
異なるバックグラウンドを持つメンバーが一体となって生成AIの可能性を探求した今回の勉強会は、私たちも含めて参加者全員にとって大きな学びとなりました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
ピネアルでは、今後もこのような取り組みを通じて、日本の産業界全体の生成AI活用をリードしていきたいと考えております。
生成AIの導入コンサルティングや、実践的な研修プログラム「Right back」にご興味のある企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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