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Fûsen開発秘話 vol.2:事務担当が領域を超...

2026.3.23

取り組み

Fûsen開発秘話 vol.2:事務担当が領域を超えて挑んだ色選びの裏側

こんにちは!ピネアルの加治屋です。
ベランダのコンポストに入れたかぼちゃの種とじゃがいもの端切れから芽が出てきたので育てることにしました。昨今の生成AI関連の進化が早すぎて、これからの将来への不安に苛まれることもありますが、この子たちのように環境に適応しながら逞しく生きていきたいものです。

さて、先日公開した私たちのオリジナルプロダクト、ワークショップ付箋「Fûsen(フーセン)」の誕生秘話はお読みいただけましたか?

今回はその続編として、Fûsenのこだわりの一つである「色」にフォーカスを当てたいと思います。
実はこの色選び、普段は事務業務を担当している福田さんが中心となって進めてくれたんです。
本日は、あのかわいい8色が生まれるまでの奮闘記を福田さんにインタビュー形式でお伺いしてきたので、その内容をお届けします!

──まずは今回、福田さんが色選びを担当することになった経緯を教えてください!
きっかけは、デザイナーの皆さんが他のプロジェクトでとても忙しそうにされていたことでした。「色選びの候補だけでも事前にいくつか用意しておけば、少しはミーティングがスムーズに進むかな?」と思って、自主的に情報収集を始めたんです。

──なるほど!チームをサポートしたいという気持ちからだったんですね。
そうですね。それに、pinealには「役割にとらわれず挑戦してみよう!」というカルチャーがあるので、「デザインの経験はないけれど、私にも何かできるかもしれない」と前向きな気持ちでスタートを切ることができました。

──とはいえ、デザイン経験がない中での色選び、何から手をつければいいか戸惑いませんでしたか?
正直、最初は戸惑いました(笑)。ネットやデザインの本で調べ始めたのですが、専門用語が多くてなかなか具体的な作業に落とし込めなくて…。制作メンバーからは「明るい感じで、書いたインクの文字が目立つパステルカラーが良い」というリクエストはいただいていたので、まずはその方向で進めることにしました。

──方向性はあったんですね。そこからどう具体的に?
ちょうど社内で生成AIを活用する動きが活発だったので、「私もAIを使ってみよう!」と思い立ったんです。 「ワークショップで使う付箋の色、パステルカラーで具体的なカラーコードを教えてください」と質問してみたら、すぐにいくつかの候補を提示してくれて。 これで一気に「こんな感じで進めればいいんだ!」と方向性が明確になりました。

──生成AIの活用が突破口になったんですね!すぐに使ってみる行動力がすごいです。
いえいえ(照)。でも、AIが出してくれた色をそのまま使うのは少し不安だったので、自分で調整してみることにしたんです。

──そこで、なんとIllustratorに初挑戦されたとか…!
そうなんです(笑)。本当に触るのが初めてで…。 YouTubeで使い方を探しながら、色の三原色ならぬ四原色(CMYK)の基礎知識から学びました。一番驚いたのは、PCの画面で見ている色と、実際にプリンターで印刷した時の色味が全然違ったことですね。「これがCMYK…!」と。
そこから何度も印刷しては微調整を繰り返し、なんとか色のサンプルを6パターンほど作成しました。

──すごい!その6パターンを企画メンバーに見せた時の反応はどうでしたか?
「明るいパステル調、いいね!」と言ってもらえた一方で、デザイナーや他のメンバーから「青系はもう少し濃くてもいいかも」「黒インクがちゃんと映える色がいいね」「壁に貼った時の色の統一感も大事だよ」など具体的なフィードバックもたくさんいただき、最終的な方針を決めることができました。

──福田さんの試行錯誤が、色の方向性を決定づける重要な土台になったんですね!
そうだと嬉しいです!その上で、最終的な製品データにするための精密な色調整や印刷に向けた仕上げは、デザイナーの方にお願いして、今の8色が完成しました。 私の意図もしっかり汲んでブラッシュアップしていただけたと感じています。

──色も決まって、いよいよ製造!となるわけですが、ここでも一工夫あったとお伺いしました!
フィルム素材で半透明のFûsenは、重ねたときの綺麗さがチャームポイントの一つなのですが、これを実現するために製造をお願いしている工場の方にご尽力いただきました。
通常のインク量だと1枚では鮮やかで綺麗に発色するけれど、重ねるとどうしても色が濃く、暗く見えてしまいます。インクの量を微調整いただき、1枚でも綺麗で色の個性がわかり、かつ重ねても色が沈まず調和する、という絶妙なバランスを実現することができました。

──たくさんの方のお力があって、あの絶妙なFûsenカラーが生まれたんですね…!今回、専門外のデザイン領域に挑戦してみて、改めてどんなことを感じましたか?
本当に、デザインの奥深さと難しさを痛感しました。特に「色」が持つ繊細さですね。画面と印刷の違いもそうですし、ほんのわずかな色の違いが付箋の使いやすさや文字の見やすさを大きく左右すること。
それから、自分では「これでバッチリ!」と思った色の組み合わせも、他の人からは違う意見が出たりして、「色の感じ方って人それぞれなんだな」という難しさにも直面しました。

──色選びという一つの作業にも、多様な視点や配慮が必要だと。
はい、強く実感しました。でも、今回自分の専門外のことに挑戦したこと、そして勇気を出して周りにフィードバックを求めたことで、Illustratorや色彩、AI活用といった新しい分野を深く学べましたし、それが自分の成長に繋がったと感じています。
挑戦とフィードバックの大切さを改めて認識できた、とても良い経験でした。これからも社内での協力を大切にし、積極的に新しいことにチャレンジしていきたいです!
この記事を読んでくださった皆さんにもぜひ、そんなこだわりが詰まったFûsenを手にとって、色合いや使い心地を体感していただけたら嬉しいです!

Fûsenのご購入はこちらから!ECで購入できるようになりました。

https://fusen.pineal.co.jp/


ちなみに、福田さんはプライベートでも家事育児について相談するなどGPTを活用されています。プライベートだとChat GPTのことを「チャトピ」と呼んでいると聞いて気になり、見せてもらったのですがやりとりも面白くてホッコリしました。

当記事で紹介したように幅広くなんでもバリバリこなしてくださる福田さんですが、話すと心がほわっとあったかくなるというGPTの表現がピッタリなお人柄です。小さなことでも、赤子を見守る母のように褒めてくれます。

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